異能vation説明会に学部生が行ってみた

2014.07.31 16:48 ver1.0 九段下のカフェで書いて公開
2014.08.01 10:06 ver1.1 記事見直して追記するなど

こんにちは。

就活中の学部生、コンちゃんこと佐々木です。

受け入れてくれるベンチャー企業さんを募集中。

 

7月31日に行われた、異能(inno)vation説明会に行ってきました(このためだけに秋田から東京の九段下まで行ったのです、仙台開催ないし)。

この説明会は、異能vationに興味があったり実際に応募してみたい、アソシエイト役やサポート役やりたいという人(・企業?)に対し、総務省と業務実施機関に選ばれた角川アスキー総合研究所が説明してくれる会です。

参加者は80人くらいいたかもしれませんが、最前列で青ジャケットを着て角川アスキー総合研究所の福田さんの目の前にいたのが私でした。

 

SCOPE 独創的な人向け特別枠

『異能vation』プログラム

説明会

↑は当日のスライド1枚目の文章そのまま。クリックすると公式ページに飛びます。

会場は九段第3合同庁舎。千代田区役所もここにあります。

午後の部(12:30-14:30)開始の25分くらい前に着いてしまって、とりあえず最前列へ。

説明は角川アスキー総合研究所の福田さんが1時間行い、その後の質疑応答で福田さんと「総務省の変な人」ことカサイさんが1時間答える、という形でした。

説明会の初めの方に総務省の(変な人)高村さん(都合により途中退出)からお話があり、

「日本発ってないよね…→新しいことやっていこうよ!」

「ICTで何かをする、ICTで何かを変える、どっちでもok!」

「普通の研究開発案件では拾えないものを拾いたい」

「ずっとこの政策やっていきたい、ただし悪いところとかきっと見つかるので、走りながら変えていく」

「もし成功した研究があったら、どこかの企業に買い取ってもらうなり、別案件別資金に流れてもらうなり。←これを卒業と呼ぶ」

といった内容でした。

 

ここからは福田さんがマイクを持ち、説明していただきました。

 

— 研究内容について —

まず、研究内容はICT関連なら何でもいい、とのこと。

公式ページに

日々新しい技術や発想が誕生している世界的に予想のつかないICT(情報通信技術)分野において、破壊的な地球規模の価値創造を生み出すために、大いなる可能性があり、奇想天外でアンビシャスな技術課題に挑戦する個人。ゴールへの道筋が明確になる価値ある失敗に挑戦することを恐れない者

とあり、何言っているか分からないと思うが、それはつまり何でもいいってことだと解釈するものだそうな。

ただし、何でもいいけど【個人】であるという制約には注意です。

 

— スーパーバイザーはなぜこの人たちが? —

スーパーバイザーは9名いる(公式ページに名前一覧あります)が、研究カバー範囲的な意味で当てずっぽうに選んだそうです。

(ちなみに佐々木は誰とも会ったことはありません…お名前拝見したりNHKの番組で見た方ならいらっしゃいました。…ACM/ICPC世界大会出た方を見て「競技プログラミング…!!」とこっそりテンション上がっていました)

 

— 発表会 —

Spring Future Lab(2月頃?の研究発表会)について、「支援受けて研究するので、まぁ発表・報告は義務だろう」とのこと。

 

— 企業が拾ってくれるかも —

協力・協賛企業から「選考に通らない(落ちた)ものでも支援できるの?選考通ったものしか見せてもらえないの?」という話も出たし、本人が希望するなら応募資料を企業にも見せるし企業側からの支援があるかも、とのこと。

選考結果関係なく興味持ってくれた企業が研究環境を用意してくれるかも、という話で、ワクワク。

 

— 作文 —

自薦では作文の提出があるが、別添資料に全て書いたなら「別添資料に全部書きました(キリッ」でもいいとのこと。

 

福田さんによるご説明は以上。

ここから先は、質疑応答を聞いて分かったことをちょこちょこ書きます。

・支援上限300万円は一度にポンッと振り込まれるわけではなく、必要になったその都度、渡す。人によっては100万円しか必要にならなかったり、かも。

話を聞いた佐々木のイメージ:研究者「サーバ必要になったので11万円ください」事務局「はい(ポンッ)」研究者「このメーカーのこのタイプのモデムが必要になった」事務局「こっちで買っといた。はい(ポンッ)」

・人によってはビッグデータ買うのに数千万必要、などとなるのかもしれないがそれは協力・協賛企業に手伝ってもらって、あくまでも官が出せる上限は300万円。

・お仕事されている方が選考通ったら、会社にちゃんと言ってね。会社側がなかなか理解してくれなかったら、事務局が説得手伝うかも。

・「落選したら一言フィードバックもらえませんか?」できません。大勢の落選者に一言でもフィードバックするのは大変、その分は選考通過者の支援に使いたい。

 

 

以上です。

— まとめや佐々木の感想・記憶に残っていることや8月1日追記分 —

・FacebookとかTwitterとかAmazonとか全部アメリカ発、日本発の何かを!って考えは私と同じですごい嬉しかった。

・この企画、いいぞもっとやれ!(総務省の変な方々と角アス総研さん、すごい頑張ってるよなぁ)

・選考通る気がしなくてもとりあえず応募してみると、どこかの協力・協賛企業が興味を示してくれるかも。←嬉しい。

・資金的支援は必要になる度に、その必要金額分。300万ポンッともらえると思っている人結構いるらしい?だがそれは違う。ここ大事。

・資金、スーパーバイザーによる技術的支援だけじゃなく法務的なところもサポートしてくれる。必要なら、弁護士やら弁理士やら特許申請やら。

・教師「うちの生徒推薦したい…」事務局「どうぞどうぞ」な例もあるっぽい。

・成功なんてほとんどないと思っているが成功したらどこかの企業に買い取ってもらったり総務省の別の資金案件に移ったり、卒業すればいいと思うよ!

・スーパーバイザーの一人、MITメディアラボの伊藤所長は英語しか読まないとか初めて知った…(質問なり何なりはスーパーバイザーアソシエイトとか事務局が英語に翻訳して伊藤さんに投げないといけない、アソシエイト・協力協賛企業募集中)。

・カメラ取材来ていたし名刺交換している様子も見た、とりあえず名刺自作して持ってきたのは正解だった(なお使わなかった模様)。

・会場に来ている人で学生はどれだけいたのだろう、最前列いたからよーわからん。佐々木(21歳)より若い人はいたのだろうか。もしや一番デジタルネイティブだった?小4からPC使っているし小学校にPCあったし。なお佐々木はLINEやるの拒否っていたり3年前のスマホ(Android2.2)使い続けていたり初ケータイ所持=初スマホ=高3の1月、程度には異質。

・午後開催の追加ありがとうございます。午前開催分は3日くらいで埋まっていて、とりあえず毎日アクセスして空き出たかチェックしてた。

・これ書いてて思った、自分、記事にまとめるの下手だ。あとWordPressまだ慣れない。

 

 

何か質問して、秋田から学生が来ましたよアピールしようと思ったらあっという間に時間来てできなかったけど…まぁ応募するときにフォームに書けば解決でしょ!って思う程度の質問だったりやっぱり後悔したり。

そもそも応募するか、するなら何を、って考え中な佐々木がお送りしました。

2件のコメントがあります

  1. j8takagi

    当日、参加していた者です。的確なまとめ、ありがとうございます。お互いよい結果になると良いですね。

    1. >j8takagiさん
      コメントありがとうございます。(このブログ初コメントです!)
      稚拙な記事で読みにくかったかと思いますが、当日の内容を思い出すきっかけ程度にはなったのではないでしょうか。
      選考に残りましたら、ぜひまたコメントくださいね!

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